IZU PHOTO MUSEUM 開館展
杉本博司 ─ 光の自然 じねん
会期 2009年10月26日(月)→ 2010年3月16日(火)
※3月17日(水) から4月2日(金) まで、展示替えに伴い休館いたします。
杉本博司 ─ 光の自然 じねん
会期 2009年10月26日(月)→ 2010年3月16日(火)
※3月17日(水) から4月2日(金) まで、展示替えに伴い休館いたします。
![]() 「フォトジェニック・ドローイング:タルボット家の住込み家庭教師、アメリナ・ペティ女史と考えられる人物、1840-1841年頃」 2008年 調色銀塩写真 © Hiroshi Sugimoto Courtesy of Gallery Koyanagi ![]() 参考作品 「放電場 144」2009年 銀塩写真 © Hiroshi Sugimoto Courtesy of Gallery Koyanagi |
この度IZU PHOTO MUSEUMでは、2009年10月の開館記念として「杉本博司—光の自然」展を開催いたします。 国内外で高い評価を受けてきた杉本博司は、近年建築のプロジェクトに関わるなどその活動の幅を広げており、今回は自身が手がけた初の美術館空間における自作の展示となります。 展示内容は写真術のパイオニアの一人、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットへのオマージュともいうべき写真からなります。タルボットが残した紙ネガから170年という時を経て、浮かび上がる<光子的素描:フォトジェニック・ドローイング>は、ネガという楽譜の杉本の手による変奏であり、今まさに消えようとしている像を転写・継承する試みでもあります。 またフィルムに直接電流を流すことで、その光跡を焼き付けた<放電場:ライトニングフィールド>は、科学者でもあったタルボットが中断した放電実験から影響を受けています。 今回の「光の自然(じねん):NATURE OF LIGHT」展は、世界初の写真集となったタルボットの『自然の鉛筆』(The Pencil of Nature)とも共鳴しながら、自然が自ずから描く自画像という写真の起源を喚起します。「写真についての写真」を表現し続ける現代美術作家による、銀塩写真へのレクイエムをぜひご覧下さい。 本展では、新作<光子的素描:フォトジェニック・ドローイング>11点、新作<放電日月山水図>(六曲一双)を展示予定しています。 杉本博司(すぎもと・ひろし) 1948年東京生まれ。74年よりニューヨーク在住。 近年の主な個展に、「杉本博司 時間の終わり」展(2005年、森美術館)、「HIROSHI SUGIMOTO」(2007年、NRW州立美術館(K20)/メンヒスブルグ近代美術館、他ヨーロッパ巡回)「歴史の歴史」展(2008-09年、金沢21世紀美術館/国立国際美術館)。 主な著書に、『歴史の歴史』(六耀社)、『苔のむすまで』(新潮社)、『現な像』(新潮社)がある。 2008年、主に建築プロジェクトを手がける「新素材研究所」を設立。 【杉本博司 アーティストトーク】 「アートの起源」 日時=2010年1月23日(土) 14:00~ 料金=展覧会入場料に含まれます。 参加方法=お電話にてご予約お申し込み下さい。 定員につき予約受付を終了しました 【展覧会カタログ】 『杉本博司 光の自然』(3,990円/IZU PHOTO MUSEUM発行、NOHARA発売) 和英バイリンガル。 |
