「本橋成一 在り処(ありか)」展関連イベント:監督作品上映会&トークイベント[4/3・5/15・6/12]
「ナージャの村」
「アレクセイと泉」
「アラヤシキの住人たち」
開催日:2016年4月3日(日)・5月15日(日)・6月12日
会場:クレマチスの丘ホール
   (IZU PHOTO MUSEUMより徒歩2分、隣接会場)
料金:IZU PHOTO MUSEUM入館料のみ(当日有効のIZU PHOTO MUSEUM観覧券が必要です。当日有効の観覧券で、美術館入館以外に映画とトークイベントの両方をご覧いただけます。)
定員:150名・先着順
参加方法:お電話にてお申し込み下さい。Tel. 055-989-8780

上映 & トークイベントスケジュール
2016年4月3日(日)「ナージャの村」  10:30〜(12:30頃終了)
*終了しました。   トークイベント   14:15〜15:00 ◎トークゲスト:平松洋子(エッセイスト)
         「アレクセイと泉」 15:15〜(17:00頃終了)

2016年5月15日(日)「アラヤシキの住人たち」10:30~(12:30頃終了)
*終了しました。           「アラヤシキの住人たち」14:15~(16:15頃終了)
          ※5月15日は美術館展示室で本橋成一氏によるギャラリートークも開催いたします。
          (11:15−/14:15−)

2016年6月12日(日)「アレクセイと泉」 10:30〜(12:15頃終了)
           「ナージャの村」  14:15〜(16:15頃終了)
           トークイベント  16:15〜17:00◎トークゲスト:小室等(ミュージシャン、
           映画「ナージャの村」音楽)

トークゲスト プロフィール

4月3日(日) 平松洋子(ひらまつ ようこ)
エッセイスト。
アジアを中心に世界各地を取材し、ひとりひとりのかけがえのない暮らしやそこで生み出される知恵の数々について、多用な食文化・生活文化にからだごと触れることでリアルかつ繊細にえがき出し、希代のエッセイストの名手として絶大な支持を受けている。
2006年『買えない味』(ちくま文庫)で第16回ドゥマゴ文学賞、2012年『野蛮な読書』(集英社)で第28回講談社エッセイ賞を受賞。主な著書に『サンドウィッチは銀座で』『小鳥来る日』(いずれも文春文庫)、『味なメニュー』(幻冬舎)など多数。


6月12日(日)小室 等(こむろ ひとし)
映画「ナージャの村」で音楽を担当、本橋成一とともにチェルノブイリを訪れたことがある。
‘68年グループ「六文銭」を結成。
‘71年第2回世界歌謡祭にて「出発の歌」(上條恒彦+六文銭)でグランプリを獲得。
‘75年泉谷しげる、井上陽水、吉田拓郎と「フォーライフレコード」を設立。
現在は自身のライブ・コンサートを中心に、様々なジャンルのミュージシャンとのコラボレーションやイベントプロデュースも多数。また娘である こむろゆい(vo,ukulele) との「Lagniappe」、「六文銭’09」など、ユニットでの活動の他、テレビドラマ、映画、舞台などの音楽制作や、ドキュメンタリー作品のナレーションなど、その活動は多岐にわたる。
2011年7月11日には、「音楽活動50周年ライブ~復興~」を全労済ホール スペース・ゼロにて行う。(ライブを収録したアルバム、FLMEより発売)。
*小室等情報サイト:オフィス・キーズ http://office-khys.com
平松洋子 © 牧田健太郎
小室等


映画作品紹介

(1997年/118分)
ナージャの村
ベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村。
チェルノブイリ原発事故で汚染された小さな村。
皮肉にも、放射能に汚染された村は、原子力の恩恵を受けない生活を続ける村だ。
政府からの立ち退き要請で、村は地図から消えてしまった。
村の3ケ所の入口はゲートで遮断され、 外部の人間は許可証がないと入れない。
それでも故郷を離れず、汚染された村に残る6家族がいる。
ユートピアのように美しい村。四季が移ろう。
麦やじゃがいもを育て、きのこを採り、詩を口ずさむ。
美しく厳しい自然とともに、大地に根ざして明るくたくましく生きる彼らの暮らしは、豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。
本橋成一が、写真家ならではの美しい映像で綴る、いのちの大地の物語。
【スタッフ】
企画・監督:本橋成一/撮影:一之瀬正史/録音:菊池信之
編集:佐藤真/音楽:小室等/語り:小沢昭一
【受賞歴】
エコメディア(ドイツフライブルグ国際環境映画祭)グランプリ/第18回ハワイ国際映画祭ドキュメンタリー部門 グランプリ/台湾国際ドキュメンタリー映画祭アジア映画連盟特別賞/トルコ国際環境映画祭批評家賞/平成9年第8回文化庁優秀映画作品賞(得票数第四位)/第6回1997年度日本映画撮影監督協会JSC賞本賞


(2002年/104分)
アレクセイと泉
ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。
写真家・本橋成一と音楽家・坂本龍一と組んで〈泉〉を主題としたドキュメンタリーを完成させた。
舞台となる〈泉〉は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。
「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。
この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。
《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに"本当の豊かさとは何か"を静謐に語りかける。
【スタッフ】
監督:本橋成一/撮影:一之瀬正史/録音:弦巻裕
編集:村本勝/音楽:坂本龍一
【受賞歴】
第52回ベルリン国際映画祭 ベルリナー新聞賞・国際シネクラブ賞/第12回ロシアサンクトペテルブルグ映画祭グランプリ/第19回エコメディア(ドイツフライブルグ国際環境映画祭)最優秀芸術作品金山猫賞/第27回モントリオール国際映画祭AQCC賞/2003年第5回ブラジルゴイアス環境映像祭審査員特別賞/2003年イタリアセルビノ国際映画祭ドキュメンタリー部門賞


(2015年/117分)
アラヤシキの住人たち
北アルプスの山裾、長野県小谷村。
車の通わない山道を1時間半歩いたところに真木共働学舎はある。
生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設され、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあい暮らしている。
春・夏・秋・冬…40年。
くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。
ベルリン国際映画祭受賞作『アレクセイと泉』の本橋成一監督6年振りの待望の新作。
【スタッフ】
監督:本橋成一/プロデューサー:大槻貴宏/撮影:一之瀬正史
編集:石川翔平/録音・MA:石川雄三/助監督:佐久間愛生
制作進行:中植きさら